Q&A
鍼治療は痛いですか?
A:ほとんど痛くありません、痛いとしても爪楊枝で軽く突く程度です。
皮膚表面には『痛点』と呼ばれる痛い感覚を感じ取る器官が無数に存在します。
その痛点は、ある一定以上の刺激でなければ反応しないため、刺し方や鍼の太さなどを工夫することで刺激量を少なくし、痛みを最小限に抑えることができます。
鍼治療では0.16mm(髪の毛ぐらいの細さ)の極めて細く弾力のある鍼を使用いたします。
一般的に採血をする際に使う注射針が22ゲージ(0.7ミリ)なので、注射針の4分の1以下の細さです。
さらに先端の形状が注射針とは違います。
注射針は、先端が刃物のように鋭利になっているため、切るように刺入します。
一方、鍼灸の鍼は先端が丸く、入っていくような感覚です。
ただ、全くの無痛とは言い切れないため、大体、10本刺すと1本位チクッと感じるぐらいとご理解ください。
また、鍼治療には特有の『ひびき』といわれるものを感じることがあります。
この感覚は言ってみれば、凝り固まったところを鍼先のピンポイントでおされているような感覚です。
ズーンと体に響いてくる感覚なので、もし苦手な際にはひびきが出ないように工夫致しますので、お伝えください。